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archives 2009

■ 「ドバイから帰国した人形たち展」高橋 操・立川好江・西村FELIZ 12月7日(月)〜12月22日(火)

今年7月、灼熱のドバイにて「Dubai Doll Art Exhibition」が開催された。この展覧会に日本から参加された3名の作家による、ユニークな人形たちの帰国展を真冬の東京で開催することになっ た。初日のオープニングパーティ(夕方5時から)では、ドバイ展に現地滞在した西村FELIZ氏による「ドバイリポート」を開催。未知の国、ドバイのおもしろい滞在記が伺えそうである。

ドバイ会場写真 西村FELIZ  44×27×1 ¥56000 
高橋 操  14×14×28 ¥130000
立川好江  29cm ¥38000


■ 中村ミナト展 Zigzag 11月24日(火)〜12月4日(金)

<Zigzag>という魅力的な要素を沢山含んだテーマで展開する中村ミナト展は、当ギャラリーでは初個展になる。彫刻のような立体的なものから、軽快でリズミカルな線を表現したブローチなど、おもしろいカタチと多彩なアイテムがが揃う。 自分の個性の表現として、身につけてみたいジュエリーである。

銀ブローチ 10×7×2  ¥68250 銀ブローチ 4×4×3 ¥52500
銀ブローチ 5.5×4×2 ¥52500
銀ブローチ 7×9×2  ¥47250


■ 福井あきこ展 悠々服 11月9日(月)〜11月20日(金)

毎年開催される福井あきこ氏のニット服展。今年の新作は、袖や裾・襟などに色彩のポイントを置くセーターが揃った。一点物の手作りならではの個性溢れるデザインは、着る人の個性を引き立たせるニット服として、待ちかねるファンも多い。2通り3通りの着方ができる福井氏ならではのユニークなアイディアもまた楽しい。

4色の袖のモチーフが繋がれた赤のセーター ニットで絵を描いた青のベスト
3色の裾と袖に特徴のある白のセーター
コートのアクセントに、ブローチ各種


■ 伊集院真理子展・土鍋 10月26日(月)〜11月 6日(金)

伊集院真理子氏の土鍋は大胆でエネルギッシュ、作家本人そのままの風情であるが、その一方、使い勝手を十分に考慮した繊細な心遣いのある作品である。
今回の展覧会では、要望の多かったIH対応の土鍋を新作発表するという。長年に渡り研究を重ね、ようやく完成に至ったこの鍋に対する作家の思いは熱い。
さて鍋好きの我が家では、「伊集院真理子の土鍋」の季節到来を大いに喜んでいる。

赤椿直火ポット
 9cm×8cm×20cm ¥18900
織部椿土鍋3合炊
25cm×22cm×17cm ¥26250
ナス椿平鍋
 29cm×28cm×16cm ¥39900
黒深鍋8合炊
 35cm×32cm×21cm ¥39900


■ 木全本展・クラフトとジュエリー 10月13日(火)〜10月 23日(金)

今回のDM写真は、個性的な8の字ブレスレットである。
銀、小石、ステンレス素材を使い、8の字に手首を通すと、手首の動きによってブリッジのそりが変化し、立体的な表情が楽しめる。また、粒揃いの小石に美を見出したブローチの新作も揃った。
2007年に続く2度目の晩紅舎での個展では、暮らしに一つ取り入れてみたいクラフト作品と、手の中で十分に楽しんでほしいジュエリーを展示する。

時計 20cm径×3.5cm アルミニウム 8の字ブレスレット
8.5cm×21cm×7cm 銀・ルチルクオーツ他
ピン 2cm×7.5cm×1.2cm 銀・小石
ピン 2cm×7cm×1.3cm  銀・貴石


■ 上田恭子展 布の仕事  9月28日〜10月 9日(金)

三重に重なり合う絹紗の布に、麻布のパーツを入れたベンガラ色のタペストリーは、深まりゆく秋によく映える。このタペストリーは、その透け感と風合いの軽やかさから、部屋の間の仕切りとしての用途に相応しい。
部屋のこちら側とあちら側を柔らかく仕切る風情は、ミステリアスな空間を生み出した。
一連の上田氏の布の仕事は、素材の持つ優しさや温かみを伝えるにとどまらず、表現の意思が明確に伝わる心地良さを併せ持っている。

シャドウポケット 25×25・¥6,825 チュールオーナメント 「our life」ペアセット
20×25・ チュール、絹紗裂 ¥8,400
ベンガラスカーフ 絹紗 80×110
¥16,800
シャドウウェア チュールベスト ¥27,300
チュールの間に裂を挟んでいる


■ ジュエリーと裂織展 金子稜威雄・林塔子 9月7日〜9月18日

3年程前、銀座のギャラリーで初めて見た林塔子氏の個展は、インパクトのある大作揃いだった。その不思議なかたちと深みのある色調は、心の深いところに心地よく響く造形だった。古布を染色し裂織で制作される作品は、膨大な時間と実直な手仕事から生まれる。ジュエリーのみならず彫刻造形を制作する金子稜威雄氏。装飾品という枠を越え、彫刻がそのまま身に付けるものとして成立し、その人の個性となってゆくジュエリーである。銀素材のみならず、アルミニュウムに蛍光塗料で彩色されたポップなブローチが新鮮である。

展示風景1 展示風景2
展示風景3 展示風景4


■ 近岡令硝子展・揺らめくひかり  8月24日〜9月4日

前回の個展では、分割されたビビットな色硝子の花器が印象的だった。花を活けない時の緊張感ある風情と、一本挿すことによりポップな表情に変化する様が面白かった。今回のテーマは「ゆらぎ」。確かにガラスほど、光に密接に影響される素材もない。自然光の入る当ギャラリーに置かれた作品は、どんな表情を見せるのだろうか。午前の眩しいひかり、午後の強い陽ざし、夕暮れの柔らかな時間帯の光の揺らぎ存分に楽しみたいと思う。

展示風景1 展示風景2
展示風景3 展示風景4


GALLERY 晩紅舎
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-4 綿半野原ビル一階
TEL 03-3357-7480 / FAX 03-3357-7487
営業時間:am11:00〜pm7:00(最終日5時迄)
開催中の土曜日は営業/日曜・祝日休廊
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